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《新型肺炎》受動部品生産に打撃、マレーシアなどの移動制限で


ニュース 電子 作成日:2020年3月23日_記事番号:T00088984

《新型肺炎》受動部品生産に打撃、マレーシアなどの移動制限で

 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、マレーシア政府やフィリピン政府が移動制限措置を発表したことを受け、現地の受動部品工場の多くが稼働を停止した。マレーシアには、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)や旺詮(ラレック・エレクトロニック)のチップ抵抗器工場、村田製作所のインダクターや積層セラミックコンデンサー(MLCC)の生産拠点がある。23日付工商時報が報じた。

 ラレックは、稼働停止前にバルク材を中国江蘇省の昆山工場、湖南工場へ移動させ、顧客の生産停止を回避するための出荷を優先している。マレーシアでは、半導体業などで条件付きの稼働再開が始まった。

 フィリピンには、村田製作所やサムスン電機(SEMCO)のMLCC工場がある。