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作成日：2008年7月17日_記事番号：T00008899
神基、上半期利益6.9％減
ノートブック型パソコン（ノートＰＣ）の神基科技（マイタック・テクノロジー）の上半期の売上高は35億4,900万台湾元（約120億8,000万円）で、前年同期比40％減となった。純利益は４億6,000万元で前年同期比6.9％減。昨年行った電子機器の漢達精密科技との合併の効果を予想した市場関係者にとっては、意外な結果となった。神基は第２四半期が谷底に当たり、合併効果は次第に現れるとしている。17日付工商時報が報じた。
神基は２年前にコンシューマ向けノートＰＣの受託生産市場から撤退し、軍用ノートＰＣ生産に参入。売上規模は年々減少しているものの利益率は増加していた。
同社によると主力である前年の軍用製品の販売は約２万台で、毎年20～30％成長しているという。防塵、防水、防振などの多機能をアピールし、単価を3,000米ドル以上に設定している。今後、軍用の強化型製品をビジネス機種と融合させ、ニッチ市場を攻略する計画だ。
