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《新型肺炎》空港でマスク販売開始、初日の購入者は80人余り


ニュース 医薬 作成日:2020年3月23日_記事番号:T00088995

《新型肺炎》空港でマスク販売開始、初日の購入者は80人余り

 海外からの帰台者が台湾で新型コロナウイルス感染を拡大するリスクを下げるため、21日より▽桃園国際空港▽台北松山空港▽台中国際空港▽台南空港▽高雄国際空港(高雄小港空港)──の免税店で医療用マスクの販売を開始した。ただ、初日の購入者は午後9時時点でわずか84人だった。22日付自由時報などが報じた。

/date/2020/03/23/09mask_2.jpg免税店業者4社は、マスク販売への無償協力を表明した(21日=中央社)

 1人当たり大人用3枚または子供用5枚が購入可能で、価格は1セット50台湾元(約180円)または2米ドル。購入にはパスポートと搭乗券などの提示が必要。台湾人と居留証所持者の購入は、特約薬局やインターネット販売を通じた実名制(本人確認)販売数に計上し、重複購入を防ぐ。

 経済部によると、マスクの日産能力は既に1,100万枚を上回っており、増設中の生産ライン32本が本格稼働する4月上旬には1,300万枚に達する見通しだ。