ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月24日_記事番号:T00089012
経済部統計処が23日発表した統計によると、飲食業の2月売上高は584億台湾元(約2,100億円)で前年同月比17%減と、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時以来で最大の減少幅となった。統計処は、新型コロナウイルスの感染拡大で、新年会など会食が減少したためと分析した。24日付聯合報などが報じた。
小売業は2,767億元で前年同月比1.4%減だった。小売業のうち総合商品小売業は11%減で、そのうち▽百貨店、25.6%減▽コンビニエンスストア、0.1%減──が減少した一方、▽量販店、2.2%増▽スーパーマーケット、13.4%増▽通信販売(インターネット・郵便)、29.2%増──が増加した。統計処の王淑娟副処長は、自炊する人が増えたことや、トイレットペーパーの買いだめ騒動などが原因と説明した。
卸売業の2月売上高は7,531億元で、前年同月比15.9%増だった。統計処は、春節(旧正月)連休があった昨年2月よりも営業日が多かった上、新型コロナウイルスの打撃は海外での生産が中心だったと分析した。
3月打撃、824億元予想
統計処の企業への調査によると、小売業・飲食業・卸売業の3月売上高はそれぞれ299億7,000万元、134億5,000万元、390億7,000万元減少する見通しだ。
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