ニュース 電子 作成日:2020年3月24日_記事番号:T00089017
スマートフォン用光学レンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が開発中とされる自由曲面(フリーフォーム)レンズが、アップル以外の同社顧客が第4四半期に発売予定のスマホ新機種に採用されるとの観測が浮上している。スマホカメラへの自由曲面レンズ応用は世界初という。単価が従来レンズより2割高く、同社の平均販売価格(ASP)と粗利益率の上昇に貢献するとみられる。同社はノーコメントだ。24日付経済日報が報じた。
自由曲面レンズは従来の光学レンズに比べ、広角撮影時の画像周辺部のゆがみを抑えることが可能。検査機器や天体望遠鏡、拡張現実(AR)端末などに採用されているが、スマホカメラに応用されたことはない。
ラーガンの昨年の設備投資額は前年比32.5%増の約85億台湾元(約313億円)、研究開発(R&D)費は15.5%増の37億6,400万元で、いずれも過去最高だった。今年はさらに増加する見通しだ。
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