ニュース その他製造 作成日:2020年3月24日_記事番号:T00089023
経済部統計処が23日発表した1~2月の工業生産指数は前年同期比7.85%上昇の103.97ポイント、うち製造業生産指数は8.27%上昇の104.97ポイントで、いずれも同期の過去最高を記録した。経済部は、新型コロナウイルス感染拡大は主に海外生産に影響しており、台湾は通常通り生産できているとして、3月の製造業生産指数は前年同月比4~10%上昇すると予想した。24日付経済日報などが報じた。
電子部品業の1~2月の生産指数は前年同期比24.4%上昇の118.38ポイントで、同期の過去最高だった。うち半導体業は132.7ポイントで38.11%上昇した。第5世代移動通信(5G)や高性能計算(HPC)関連の需要が旺盛だった。前年同期は台湾積体電路製造(TSMC)での化学材料の品質不良問題による大量のシリコンウエハー廃棄の影響で、指数が低かったことも要因だ。一方、液晶パネルと部品業は86.27ポイントで10.6%下落した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で一部メーカーの生産が遅れ、大型パネルの生産量が減少した。
コンピューター・電子製品・光学製品業は前年同期比9.6%上昇の132.4ポイントで、同期の過去最高だった。スマートフォンの複数レンズ搭載でレンズや光学部品の生産が、クラウドコンピューティング需要の高まりでネットワーク機器やサーバーの生産が増えた。
自動車と部品業は80.38ポイントで前年同期比2.64%下落した。機械設備業は83.82ポイントで13.89%下落した。
2月、20%上昇
2月の工業生産指数は前月比1.85%下落、前年同月比20.34%上昇の103ポイント、うち製造業生産指数は前月比1.89%下落、前年同月比21.12%上昇の103.97ポイントで、いずれも同月の過去最高を記録した。
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