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《新型肺炎》メディアテック台湾本部、他部門との接触制限


ニュース 電子 作成日:2020年3月25日_記事番号:T00089035

《新型肺炎》メディアテック台湾本部、他部門との接触制限

 新型コロナウイルス感染症の流行を受け、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は台湾本部(新竹市)で、従業員に対し自分のオフィスと一部の公共エリア以外への立ち入りを制限し、別のエリア、フロアで勤務する従業員と接触できないようにしている。会議はテレビ会議を利用している。25日付経済日報が報じた。

 メディアテックはまた、春節(旧正月、2020年は1月25日)連休後に社員食堂をビュッフェから弁当の形式に切り替えていたが、今週からいすを撤去し、オフィスの自席で食事することを推奨している。中国、韓国、英国の拠点では既にテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)を導入している。

 ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)は、春節連休後から分散勤務を開始し、同一部門の従業員を分けて、異なるフロアに勤務させている。最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は23日、生産ライン以外の従業員のテレワークを実施すると、同社従業員に通知した。早ければ30日から実施するとみられている。