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UMC、新董事長に洪嘉聡前財務部長


ニュース 電子 作成日:2008年7月17日_記事番号:T00008904

UMC、新董事長に洪嘉聡前財務部長

 
 ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)は16日の董事会で、新董事長にUMC前財務長で聯相光電(ネクスパワー・テクノロジー)現董事長、洪嘉聡氏の就任を決議した。執行長は孫世偉運営長が引き継ぐ。前董事長兼執行長の胡国強氏は同社の高級顧問に就任する。60歳の胡氏から50歳前後の洪氏への若返りを、UMC創業者の曹興誠名誉董事長は、「世紀のバトンタッチだ」と形容した。17日付経済日報が報じた。

 洪新董事長は財務畑が長く、市場の読みに長けているとの評価があり、今回の人事は新事業への投資を加速する同社の姿勢を示しているとみられる。証券会社からは、UMCが晶元光電(エピスター)への出資に続き、LED産業への投資を拡大するという観測も出ている。

 洪新董事長は、淡江大学会計系卒で聯友光電財務部経理、致遠会計師事務所で勤務した後1991年にUMCに加わった。同社で資産運用、信用管理および財務部経理を歴任した後、99年から05年まで財務部長を務め、米投資家向け雑誌「Institutional Investor」では、数回にわたって「アジアハイテク業で最も優れた財務長」に選ばれている。