ニュース 電子 作成日:2020年3月25日_記事番号:T00089045
広達電脳(クアンタ・コンピューター)は24日、衛生福利部中央健康保険署(衛福部健保署)に医療向け人工知能(AI)クラウドプラットフォームを寄贈することで提携の覚書(MOU)を交わした。両者は今後、全民健康保険(健保)のビッグデータを統合し、AI技術を活用して健康保険適用の個別化を加速させることで精密医療(プレシジョン・メディシン)の発展を促進する考えだ。25日付経済日報が報じた。
林董事長(右)と李健保署長(左)。林董事長は、プラットフォームを大学や医療機関、企業が利用できるようにすると語った(24日=中央社)
林百里(バリー・ラム)董事長は、クアンタが寄贈するプラットフォームに同社傘下の研究機関が開発した▽ソフトウエア技術▽AIサーバー▽ビッグデータの保存設備──を統合して全民健康保険データベースを構築し、研究者に提供したいと語った。
李伯璋健保署長は、健保データは旅行者の渡航歴調査やマスクの実名制(本人確認)販売など、新型コロナウイルス感染拡大対策としても利用されていると説明。将来的にはAI技術を活用して精密医療を発展させたいとの方針を示した。
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