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《新型肺炎》公共交通機関など、体温測定を徹底へ


ニュース 運輸 作成日:2020年3月25日_記事番号:T00089052

《新型肺炎》公共交通機関など、体温測定を徹底へ

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、交通部は5月1日までに公共交通機関などでの体温測定を徹底する。赤外線サーモグラフィーまたは額の体温測定で2回連続で37.5度以上、耳の体温測定で2回目が38度を超えた場合には、帰宅と医療機関受診を呼び掛け、駅やターミナルなどへの入場や交通機関への乗車を拒否する。25日付蘋果日報が伝えた。

 対象は▽台湾鉄路(台鉄)および台湾高速鉄路(高鉄)の駅▽空港▽港湾▽運転免許業務を行う監理站▽高速道路のサービスエリア▽郵便局──など。

 うち台鉄は4月1日から主要22駅で、5月1日から全ての駅で実施する。高鉄は4月6日から実施対象を全駅に拡大する。台北市の都市交通システム(MRT)については、台北市政府の管轄となるが、同様の措置を求める。人の移動が増える清明節(4月4日)連休を控え、関係機関には主要駅、空港などでの体温測定を4月1日以前に前倒しして開始するよう協力を求めた。