《新型肺炎》イベント自粛要請の厳格化、企業・市民生活に影響(トップニュース)


ニュース 社会 作成日:2020年3月26日

《新型肺炎》イベント自粛要請の厳格化、企業・市民生活に影響(トップニュース)

記事番号:T00089058

 新型コロナウイルスの集団感染を防ぐため、大型集会・大規模イベントの中止・延期の要請基準が25日、屋内は参加者100人、屋外は500人以上へと、従来の1,000人以上から強化されており、映画館、ナイトクラブ、バー、スポーツの試合、塾・予備校などの営業に影響が及びそうだ。感染症対策本部、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、「市民は徐々に慣れてほしい」と語り、今回は人数制限だが、次はもっと厳しくなると説明した。26日付聯合報などが報じた。

/date/2020/03/26/00chen_2.jpg陳衛福部長は、結婚はめでたいが、大規模な挙式や披露宴は控えてほしいと語った(25日=中央社)

 同センターは、鉄道や航空などの公共機関はまだ人数制限を設けていないので、乗車の際はしっかり予防措置を取るよう呼び掛けた。

 同センターの統計によると、24日時点でナイトクラブやバー、カラオケボックス(KTV)の計101店が感染防止のため営業を停止している。うち91店は自主的な営業停止で、10店は台中市政府の規定に従った営業停止だ。

映画館、交互に空席

 陳衛福部長は、映画館やコンサートホールなどに対し、上映など1回に付き100人以上にチケットを販売しないよう呼び掛けた。

 映画館各社によると、新型コロナウイルスの影響で観客が少なく、上映1回当たり100人以上はない状況だ。

 シネマコンプレックス(シネコン)大手、威秀影城(VIESHOW CINEMAS)の李光爵・広報経理は、上映1回当たり100人未満になるようシステムを設定し、かつ座席を1席ずつ空ける「梅花座」としていると説明した。複数人のグループも座席は一人ずつ離している。

 秀泰影城(ショータイム・シネマズ)の広報担当は、大部分が100人未満のシアターで、観客が利用する座席の間隔を空けている他、入場時に手の消毒や体温測定を実施し、体温が37.5度以上の場合はチケットの払い戻しに応じると説明した。

 国賓影城(アンバサダー・シアターズ)のチケット販売窓口担当者は、原則「梅花座」としているが、消費者の権益保護のため、連席希望者に強制することはないと説明した。

オンライン授業を準備

 同センターは、塾や予備校に対しても、少人数制や「梅花座」などの対応を要請した。

 業界団体、台北市補習教育事業協会の張浩然総幹事は、「困難だ」と指摘した。既に2月初旬から、従業員のマスク着用、教室や公共スペースの1日2回以上の消毒を徹底し、保護者が心配な場合はオンライン受講も可能と説明した。

100人未満もリスク評価を

 同センターは、屋内は参加者100人、屋外は500人未満の場合もガイドライン(指針)で、主催者に▽参加者情報の事前把握▽活動場所の通気性・換気状況▽参加者間の距離▽参加者の滞在場所の固定の有無▽活動の継続時間▽手の衛生管理とマスク着用措置の実施可能性──の6個のリスク評価を行い、リスクが高い場合は中止・延期、他の方法での開催を提言し、開催する場合は感染防止対処計画を事前に策定するよう求めている。