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《新型肺炎》テレワークでノートPC欠品、受託メーカー生産急ぐ


ニュース 電子 作成日:2020年3月26日_記事番号:T00089063

《新型肺炎》テレワークでノートPC欠品、受託メーカー生産急ぐ

 新型コロナウイルス感染拡大で世界各地で事実上の都市封鎖措置が取られ、企業が従業員にテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)を命じることが増える中、ノートパソコンやタブレット端末など電子製品は欠品が発生するほど需要が高まり、メーカーは生産を急いでいる。26日付経済日報が報じた。

 中国にサプライチェーンが集中していることも、供給不足の一因だ。業界関係者は、第1四半期は非需要期ながら、販売量はクリスマスシーズン並みに迫っていると指摘した。

 ノートPCブランド大手の宏碁(エイサー)は25日、一部製品の需要急増を実感していると明かした。華碩電脳(ASUS)の許先越共同執行長は、人の移動が抑制され、実店舗での買い物に影響しているが、中期的には中国を中心にテレワーク、オンライン授業による需要が急増していると説明した。

 緯創資通(ウィストロン)と英業達(インベンテック)も、テレワークやオンライン授業でノートPC需要が増えていると指摘した。

 キーボードなど周辺機器メーカー、群光電子(チコニー・エレクトロニクス)は3月以降、業務用ノートPC向け緊急受注が相次いでいる。