ニュース 商業・サービス 作成日:2020年3月26日_記事番号:T00089064
新型コロナウイルス感染拡大により深刻な打撃を受けているホテル・旅行業界では、董事長による報酬の削減や幹部の減給の表明が相次いでいる。26日付工商時報が報じた。
円山大飯店(グランドホテル、台北市中山区)の林育生董事長は25日、同ホテルでは2月、3月と損失を計上していることから、4~5月は自らの役員報酬を30%削減すると表明した。
観測によると円山大飯店の赤字額は2月が5,000万台湾元(約1億8,000万円)余り、3月は6,000万元に拡大し、第1四半期通期では約1億元に上る見通しだ。林董事長は「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)実施を提案したもようだ。
旅行業界では鳳凰国際旅行社(フェニックス・ツアーズ・インターナショナル)が4月から6月にかけての董事長の役員報酬ゼロ、幹部の3割減給、勤務時間の調整といった措置を決めた。また五福旅行社も3月より新型コロナウイルス感染症の流行が収束するまで董事の役員報酬ゼロ、幹部の自主的な減給を実施する。
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