ニュース その他分野 作成日:2020年3月26日_記事番号:T00089074
求人求職情報サイト大手、1111人力銀行が25日発表した調査によると、第2四半期の景気に対し「悲観的」と回答した企業は43.1%で、3カ月前の調査の21.4%から倍増した。「どちらでもない」は50.3%、「楽観的」は6.6%だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業が景気に対し悲観的な見方をしていることがうかがえる。26日付工商時報が報じた。
最も悲観的だったのは民生サービス業、楽観的だったのは金融業主体の工商サービス業だった。
第2四半期の求人計画を先延ばしにすると回答した企業は13.7%で、民生サービス業、百貨販売業の割合が高かった。一方、66%は計画通り実施すると回答し、医療業や情報技術(IT)業の割合が高かった。
新型コロナウイルスの影響を受けていると回答した企業は40%だった。影響や感染予防対策への回答では、▽春酒(新年会)や社員旅行などの中止、8.8%▽労働時間やシフトの削減、6.3%▽社員への休暇奨励、5.9%▽いわゆる「無給休暇」(景気を理由とした労働時間削減。実際には有給を含む)、4%▽拠点拡大の延期、4%▽人員削減、1.4%▽テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)、1.2%▽減給、0.8%──などだった。
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