ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年3月30日_記事番号:T00089127
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は27日、第2四半期の生産量の5%減産を決定した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、欧米や東南アジアなどで都市や境界の封鎖が相次いで実施されたことで、世界的に鉄鋼需要が縮小し、受注が減少しているためだ。28日付経済日報が報じた。
同社は従来、第2四半期の受注目標を前期比10万トン増の290万トンとしていたが、実際の受注量は275万トン前後にとどまる見通しだ。
また最近、インドの鉄鋼メーカーが在庫解消のため、低価格で熱延製品をアジア各地で販売しており、価格が1トン当たり510~520米ドルから410~430米ドルまで下落したことも、減産決定の要因だ。
CSCは、今後2~3カ月で感染拡大が抑えられれば、下半期には受注が回復するとみている。
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