ニュース 社会 作成日:2020年3月30日_記事番号:T00089130
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は28~30日に、新たに39人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。台湾での感染確認は、累計で306人(うち死亡5人)となった。200人突破を発表した24日からわずか6日間で300人を超えた。中央社電などが伝えた。
1月21日の最初の感染者確認から3月18日の100人目の確認までは57日間、それから200人突破までは6日間だった。外交部は21日から全世界の渡航警戒レベルを最高のレベル4(赤色、渡航中止・退避勧告)に引き上げ、海外在住の台湾人の帰郷が相次いでいる。
28~30日に発表された39人のうち、35人が海外で感染したとみられる輸入症例、4人が台湾域内症例。内訳は、▽28日、16人(輸入症例14人、域内症例2人)、▽29日、15人(輸入症例14人、域内症例1人)▽30日、8人(輸入症例7人、域内症例1人)──。累計306人のうち、5人が死亡、39人が隔離を解除されて退院した。
感染経路不明7人に
28日発表の域内症例2人(第268例、第269例)は直近の海外渡航歴がなく、感染経路を調査していたが、うち第269例の30代男性については、フィリピンからの帰台者の20代男性(第277例)から感染したとみられることが分かり、感染経路が不明の感染者は7人となった。
また、29日発表の域内症例1人(第289例)は、スペイン・ポルトガル旅行から16日に帰台し、14日間の外出制限「居家隔離」中だった男性(第293例)の妻。2人は部屋を分けていたが、男性はマスクを着用しておらず、女性も食事を運ぶときや、部屋やトイレ、浴室を掃除するときに手袋を着用していなかった。
30日発表の域内症例1人(第299例)は、第269例の同居家族の5歳男児だった。
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