台北晶華酒店（リージェント台北）地下の国際ブランドのショッピングモール、麗晶精品（リージェント・ギャラリア）の３月売上高は前年同月比20％増加、購入件数は10％増加した。親会社の晶華国際酒店（フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ、ＦＩＨ）の呉偉正総経理は、新型コロナウイルスの感染拡大で富裕層が海外に出境せず、台湾で高価な宝飾品を購入したためと説明した。28日付経済日報が報じた。
麗晶精品の顧客の90％は台湾本土客が占める。１～２月は、売上高が前年同期比５％増、客単価が15％上昇した。２月以降は春夏の新製品を麗晶精品で買う富裕層が増えた。
麗晶精品は第２四半期、高級ジュエリーブランドのブルガリとショーメを、それぞれホテルロビーと地下１階のウエディングサロン前にオープンする予定だ。下半期には新ブランドの店舗を６～７店誘致する。約半数は台湾では同ショッピングモールが唯一の出店先となる見通しだ。
