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《新型肺炎》社会的距離の導入検討、処罰も想定


ニュース 社会 作成日:2020年3月30日_記事番号:T00089137

《新型肺炎》社会的距離の導入検討、処罰も想定

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官、陳時中・衛生福利部(衛福部)長は29日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、将来的に社会的距離(ソーシャルディスタンス)を導入することを検討していると明らかにした。シンガポールほどは厳しくならないが、同様の政策を考えていると語った。30日付聯合報などが報じた。

 陳時中部長は、政府は分散勤務や大型集会に関する指針(ガイドライン)を制定した他、無症状の感染者を想定し、手洗いや社会的距離の確保など個人の習慣付けが必要だと語った。

 陳宗彦副指揮官は、市中感染を防ぐためには、海外からの帰台者に対する14日間の外出制限「居家検疫」の徹底が重要だが、これまでに深刻な違反で5人に罰金100万台湾元(約360万円)を科していると指摘した。