ニュース 社会 作成日:2020年3月30日_記事番号:T00089140
新型コロナウイルス感染拡大で中国湖北省に足止めされていた台湾人を上海から退避させるための定期チャーター便が29日午後10時20分、桃園国際空港に到着し、153人が帰台を果たした。30日付聯合報が報じた。
乗客が到着後受けた検疫の結果は、きょう30日に明らかになる(29日=中央社)
今回は専用チャーター機ではなく、中華航空(チャイナエアライン)が運航する上海(浦東)からの定期チャーター便が使用された。
当初は220人が搭乗する予定だったが、湖北省から上海までのチャーター車が交通事情で遅れ、約3割の人が搭乗できなかった。
チャーター便は当初予定の午後7時50分より1時間遅れて上海を出発した。検疫担当者4人が同乗し、桃園空港に到着後、乗客、乗組員は検疫手続きを受けた後、集中検疫所に搬送された。14日間隔離される。
湖北省から台湾人を退避させるための中華航空の上海からの定期チャーター便は30日夜にも運航される予定だ。
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