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玉山金控、玉山投信をシュローダーに売却


ニュース 金融 作成日:2008年7月18日_記事番号:T00008915

玉山金控、玉山投信をシュローダーに売却

 
 玉山金融控股は17日、傘下の玉山証券投資信託の全株式を世界的な投資会社シュローダーに譲渡すると発表した。譲渡額は1株当たり15.75台湾元、総額5億2,300万元(約18億3,000万円)で、10月に手続きを完了する。台湾の金融持ち株会社が傘下の投信会社を売却するのは今回が始めて。18日付経済日報が伝えた。

 シュローダーは玉山金控と業務提携し、玉山投信は9月にも「施羅徳(シュローダー)投信」に社名を変更する。

 外資が台湾の投信業界に進出するのは、ベルギーKBCが康和集団と共同で台陽投信(現康和比聯投信)を買収した例と、ドイツ銀行系のDWSインベストメンツが遠東集団の遠東大聯投信(現徳銀遠東投信)の経営に参加した例に続き、年初来3例目となる。これにより、台湾の投信会社39社のうち14社が外資系となる。

 玉山投信は現在7本の投資ファンドを運用しており、資金規模は約100億元。