台北市の超高層ビル「台北101」内のショッピングセンター（ＳＣ）、台北101購物中心（台北101モール）は、４月６日より営業時間を正午〜午後９時に短縮すると発表した。信義区の百貨店・ＳＣで初めての新型コロナウイルスの影響を受けた営業時間短縮だ。31日付経済日報が報じた。
中国、日本、欧米など海外からの観光客が多かった台北101は、外国人の台湾入境制限が大きな打撃だ（25日＝中央社）
現在の営業時間は、月～木曜は午前11時〜午後９時半、金～日曜は午前11時〜午後10時。
百貨店大手、遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）は、営業時間の短縮を検討中だが、開始時期など詳細は未定と説明した。環球購物中心（グローバルモール）は検討中。▽新光三越百貨▽遠東そごう▽微風広場（ブリーズセンター）──は現時点で計画はないとしている。
台北101の昨年売上高は前年比0.9％増の56億2,900万台湾元（約200億円）、純利益は6.3％増の22億200万元で、過去最高を記録した。台北101モールの売上高は前年比３％増で過去最高だった。
