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《新型肺炎》湖北退避の定期チャーター便、第2弾の214人帰台


ニュース 社会 作成日:2020年3月31日_記事番号:T00089168

《新型肺炎》湖北退避の定期チャーター便、第2弾の214人帰台

 新型コロナウイルス感染拡大で中国湖北省に足止めされていた台湾人を上海から退避させるための中華航空(チャイナエアライン)の定期チャーター便第2弾は、30日午後9時39分、桃園国際空港に到着し、214人が帰台を果たした。31日付蘋果日報などが報じた。

/date/2020/03/31/18mac_2.jpg陳明通主任委員は、専用チャーター便第1弾で中国側に贈った防護服1万着について、中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ)の作業が間に合わず、中国側に渡らなかったと明らかにした(30日=中央社)

 前日の29日夜に運航された定期チャーター便第1弾では、153人が帰台を果たしていた。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官、陳時中・衛生福利部(衛福部)長は30日、153人のうち150人はウイルス検査で陰性で、3人は検体の品質問題のため再検査すると明らかにした。

 一方、湖北省武漢市との間でこれまで2回運航された専用チャーター便の第3弾の運航時期について、大陸委員会(陸委会)の陳明通主任委員は30日、中国側と協議を進めていると説明した。

 なお、陳時中部長は同日、特定の高リスク地域からの帰台者へのウイルス検査義務付けを検討していると明らかにした。