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中国人観光客、入境申請が低調


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月18日_記事番号:T00008918

中国人観光客、入境申請が低調


 中国人観光客の台湾訪問が今月解禁されたが、入境申請人数は当初予測を大幅に下回っている。交通部観光局によると、内政部移民署に寄せられた今週末を含む今後4日間の入境申請者数は1,149人で、中台が先に合意していた1日当たり3,000人を大きく下回っている。18日付経済日報が伝えた。

 これについて、行政院大陸委員会の傅棟成副主任委員は「中国当局は市場の需要に応じて渡航人数を決めている。現在はまだ開放初期であり、コンスタントな渡航実現は1~2カ月後になる」との認識を示した。中国側はまず、トラブルを避けることを優先しているもようだ。

 傅副主任委員は「開放初期の訪問人数はさほど気にしていない」とした上で、現時点で3,000人は受け入れ可能な最大枠だとした。ただ、中国人の台湾観光が定着してくれば、渡航枠を1日5,000人まで増やすことも交渉可能だとした。