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台湾ワコールの上半期売上高、前年比11%減


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月18日_記事番号:T00008919

台湾ワコールの上半期売上高、前年比11%減

 
 下着で台湾最大手、台湾ワコール(台湾華歌爾)は、6月の売上高が前年同月比25%減の2億2,400万台湾元(約7億8,400万円)、上半期は前年同期比11.45%減の17億6,000万元となった。18日付蘋果日報が報じた。

 上半期売上高の減少幅が10%を超えたのは、同社にとって初めてのケースだ。物価高による消費不振のほか、販売店から引き取る在庫量を読み間違えて6月の売上高が激減したことが原因だ。

 台湾トリンプの上半期売上高は、前年同期比8%減の13億元だった。百貨店内店舗が不調のため、今年は路面店舗の開拓に力を入れているという。

 台湾奥黛莉(オードリー)の上半期売上高は、前年同期比3%減の11億元だった。上下セットで1,000元以下という同社の低価格路線が消費者に受け入れられ、減少幅を抑えられたとみている。

 下半期の下着市場は前年同期比2割減の200億元まで落ち込むと業界関係者は予測している。