ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム 会社概要 採用情報 お問い合わせ

コンサルティング リサーチ セミナー 在台日本人にPR 経済ニュース 労務顧問会員

《新型肺炎》台湾のWHO参加を全力支援=米国務長官


ニュース 政治 作成日:2020年4月1日_記事番号:T00089190

《新型肺炎》台湾のWHO参加を全力支援=米国務長官

 米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は現地時間30日、マイク・ポンペオ米国務長官が「世界最高の公衆衛生政策決定機関で台湾がふさわしい役割を果たせるよう最善の協力を行う」と発言したと報じた。2016年に民進党の蔡英文総統が就任したことで、台湾の世界保健機関(WHO)の年次総会、世界保健総会(WHA)への参加は17年以降、中国により阻まれている。今回のポンペオ国務長官の発言は、同問題において米国が中国に反撃することを公にしたものと受け止められている。1日付自由時報が報じた。

 トランプ米大統領は3月26日、台湾の外交的孤立を防ぐことを米政府に促す「台湾同盟国際保護強化イニシアチブ法案(通称・台北法案)」に署名、同法は成立した。

 こうした中、民進党の羅致政立法委員は、公衆衛生に関する専門的な必要性が高まっている上、台湾の新型コロナウイルス感染拡大防止策に高い評価がある中、今年はWHAに台湾がオブザーバー参加できる可能性は比較的高いとの見方を示した。