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《新型肺炎》マスク1千万枚寄贈へ、新型コロナ感染深刻な国に


ニュース 社会 作成日:2020年4月1日_記事番号:T00089191

《新型肺炎》マスク1千万枚寄贈へ、新型コロナ感染深刻な国に

 蔡英文総統は1日、新型コロナウイルスの感染が深刻な国の医療関係者を支援するため、マスク1,000万枚を寄贈すると表明した。中央社電が伝えた。

/date/2020/04/01/18tsai_2.jpg蔡総統は、人道的観点から海外の感染拡大を傍観できないと語った(1日=中央社)

 蔡総統は、台湾のマスク日産能力は現在1,300万枚に上り、近く1,500万枚に達する見通しで、台湾域内の需要に十分に対応できると説明。今後、生産能力を踏まえて国際社会にさらなる支援を提供すると表明した。

 蔡総統は、台湾は新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込めているが、他国・地域が感染をうまく制御できない間は台湾も危険にさらされ続けるため、現段階では感染対策で他国・地域との協力を強化する必要があると指摘。ウイルス検査やワクチン・医薬品の開発、感染予防物資の事前配備などで台湾との協力を望む国・地域は非常に多く、現在は米国やチェコなどの欧州連合(EU)加盟国と感染予防戦略、研究成果の共有に関して、米国、オーストラリアと感染予防物資に関して提携を進めていると明らかにした。