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《新型肺炎》台湾師範大の学生も感染、感染経路不明


ニュース 社会 作成日:2020年4月1日_記事番号:T00089194

《新型肺炎》台湾師範大の学生も感染、感染経路不明

 31日に発表された新型コロナウイルス感染者のうち20代男性(第322例)が台湾師範大学(台北市)の学生と明らかになった。最近の海外渡航歴はなく、感染経路は不明。1日付聯合報などが報じた。

/date/2020/04/01/18student_2.jpg林玫君同大学務長(中)。同大は、感染した学生の宿舎のルームメイトを宿舎から移動させ、「自主健康管理」(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)にしたと説明した(31日=中央社)

 この学生は26日に発熱や咳(せき)などの症状で医療機関を受診し、風邪薬を服用したが症状が改善しなかった。29日に再受診し肺炎と診断されたため、新型コロナウイルスの検査を受け、31日に陽性が確認された。現在までに把握されている濃厚接触者は13人。

 学生は発症まで主に大学構内と宿舎で過ごし、スクールバスを利用していた。27日には授業に出席しており、同大はこのクラスを14日間の開講停止とした。遠隔授業(オンライン授業)に切り替える。同じクラスを受講していた台湾大学(台北市大安区)の学生2人も14日間の登校停止となった。

 これまでに成功大学(台南市)、清華大学(新竹市)、政治大学(台北市文山区)、実践大学(中山区)などの大学で感染者が確認されている。