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国産実業、蘇州に建材用耐火ボード工場設立へ


ニュース その他製造 作成日:2008年7月18日_記事番号:T00008920

国産実業、蘇州に建材用耐火ボード工場設立へ


 中国でセメント、生コンクリートの上下流一貫生産を行う国産実業は、67%出資する子会社の恵普(ウェルプール)を通じ、蘇州市常熟に建材で用いる耐火構造のケイ酸カルシウム板工場を設立することを決めた。中国の高付加価値建材に商機を見込んだもの。18日付工商時報が報じた。

 投資額は3億台湾元(約10億5,000万円)。来年第2四半期に出荷開始予定で、中国市場での販売を中心に、年間売上高3億6,000万人民元(約56億円)、粗利益率30%を見込む。

 国産実業は、恵普が現在手掛ける、PVC(ポリ塩化ビニル)プラスチックなどを原料とする合成繊維じゅうたんの生産設備を処分することも決めた。売却益は7,118万台湾元の見込み。恵普はこの3年赤字が続き、今回じゅうたん製造から退くことになる。