ニュース 電子 作成日:2020年4月6日_記事番号:T00089217
半導体業界関係者によると、サムスン電子が早ければ2021年に予定している3ナノメートル製造プロセスの量産は、22年に延期となるようだ。新型コロナウイルスの感染拡大でオランダの半導体製造装置大手、ASMLの極端紫外線(EUV)露光装置の納期に遅れが出ている上、渡航規制により設置人員が韓国に入国できないためとされる。6日付電子時報が報じた。
一方、台湾積体電路製造(TSMC)も新型コロナウイルスの感染拡大により、年内に予定している3ナノの試験生産が来年初めへ延期となるとの市場観測が浮上していたが、22年第2四半期初めの量産開始は予定通りとされる。TSMCの3ナノは既にアップル、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の海思半導体(ハイシリコン)から受注しているようだ。
また、サムスンは今年末に予定する5ナノの量産開始も遅れるとみられ、既に5ナノの量産を開始したTSMCとの差は1年に広がる見通しだ。
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