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中美晶、生産能力の再拡張を計画か


ニュース その他製造 作成日:2008年7月18日_記事番号:T00008922

中美晶、生産能力の再拡張を計画か


 太陽電池原材料大手の中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)は受注が生産能力を約20%も上回っており、単結晶シリコンの生産ライン再拡張を計画しているとの観測が、市場で話題となっている。18日付電子時報が伝えた。

 中美晶の単結晶シリコンの受注満杯状態は、今後少なくとも12カ月は続く見通しだ。市場では、同社が8インチ結晶炉20台を新たに設置し、導入後の年生産能力は計80~100メガワットピーク(MWp)に達すると予想されている。竹南1工場の拡充が有力視されているが、スペースの問題から、同社傘下の嵩隆電子の工場が拡充されることも考えられる。

 同社は17日、韓国の大手化学メーカーのDCケミカル社と、多結晶シリコン(ポリシリコン)の長期供給契約を改めて結んだと発表した。契約期間は2010年から10年間で、契約総額は185億台湾元(約648億円)に上る。