ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年4月6日_記事番号:T00089225
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)の3月出荷量は96万2,000トンで、過去1年4カ月で最高を記録した。同社が4月に七大製品価格を引き上げることを受け、川下メーカーの調達意欲が向上したためで、新型コロナウイルスの感染拡大による影響は限定的だった。6日付工商時報が報じた。
傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の熱延製品34万トンを含めた3月出荷量は、130万2,000トンだった。台湾域内向けは84万トン、輸出向けは46万2,000トンだった。CSCは、中鴻鋼鉄向け半製品(ビレット)の供給が約7万トン増加した他、▽冷延▽電気亜鉛めっき▽溶融亜鉛めっき──などの出荷が前月比で増加したと説明した。
同社は、欧米や東南アジアの国々が相次いで封鎖措置を実施しているため、5月の輸出受注に悪影響が及ぶとみている。第2四半期は輸出受注が12万~13万トン減ると見込み、5%減産する計画だ。域内外の出荷比率を適宜調整し、影響緩和を図る。
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