ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

国泰人寿が台北市の国有地落札、史上最高の1坪301万元


ニュース 建設 作成日:2008年7月18日_記事番号:T00008925

国泰人寿が台北市の国有地落札、史上最高の1坪301万元


 国泰金融控股傘下の国泰人寿保険が17日、台北市中山区の建国北路、合江街一帯の国有地795坪を、住宅用地の坪単価としては台湾史上最高額となる1坪当たり301万元(約1,060万円)、計23億9,400万元で落札した。18日付蘋果日報が報じた。

 不動産業者は、この住宅用地には1坪130万元を超える高級マンションまたは1坪当たりの月額賃貸料が2,500~3000元の高級オフィスビルが建設されるとみている。

 国泰金控の李長庚策略長は、落札した土地を「オフィスビルでもマンションにも適している」と評価する。ただ、同国有地の北側600坪および西側のオフィスビルの1階分を今回落札に失敗した遠雄集団が取得しており、オフィスビルを建設する場合は同集団との協議が必要となる。趙藤雄遠雄集団董事長は今回の入札を成功させて計1,500坪の都市再開発を行いたい意向があったとみられる。

 遠雄集団公共事務室の蔡宗易副総経理は同日、「双方が協力して開発価値を高めたい」と発言しており、業界では今回の入札によって、2大グループが初めて共同で開発を行う可能性が出てきたとみている。