ニュース 電子 作成日:2020年4月7日_記事番号:T00089251
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、新型コロナウイルスの感染拡大によりフィリピンやマレーシアなど東南アジアでの国境封鎖措置が続けば、下半期にサーバーのサプライチェーン(供給網)が断絶する恐れがあるとの見方を示した。7日付工商時報が報じた。
トレンドフォースの調査によると、インテルの中央演算処理装置(CPU)の後工程の工場がマレーシアに、サムスン電子のサーバー用メモリーモジュールのパッケージング(封止)のラインがフィリピンのルソン島にある。東南アジアでの国境封鎖が続けば、需要が高まっているサーバーメモリーなどの出荷が滞る恐れがある。
トレンドフォースは、クラウドデータセンターからの受注が依然多く、新型コロナウイルス感染拡大による在庫不足を心配したブランドが在庫を積み増していることから、サーバーの第2四半期の世界出荷台数は320万台と前期比5.2%増、前年同期比3.5%増加すると予測した。
通年の出荷台数は、下半期までに感染拡大が収束すれば前年比5%増加し、収束しなければ3%増と予測した。
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