沈栄津経済部長は６日、医療用マスクの原料の確保状況からみて、日産2,000万枚にも既に対応可能と明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を受け増強を進めているマスクの日産能力は、今週1,500万枚に達する見通しだ。７日付自由時報が報じた。
同部の担当者は、原料のメルトブロー不織布を１日当たり19トン確保しており、日産2,000万枚に必要な量をまかなえると説明した。この他、▽外側の防水層▽内側の皮膚接触面▽耳掛け──などの材料も、台湾での十分な生産体制を確保した。
観測によると、生産設備の稼働状況次第で、早ければ４月下旬にも日産能力が2,000万枚に達する。
