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《新型肺炎》中華航空米国便で10人感染、搭乗者全員にウイルス検査へ


ニュース 社会 作成日:2020年4月7日_記事番号:T00089264

《新型肺炎》中華航空米国便で10人感染、搭乗者全員にウイルス検査へ

 3月30日に運航された中華航空(チャイナエアライン)の米ニューヨーク発・台北(桃園)着の「CI011」便搭乗者のうち、4月7日までに10人に新型コロナウイルスの感染が確認された。同便には乗客323人、乗組員13人が搭乗。2日より全員を14日間の外出制限「居家隔離」の対象としていたが、感染リスクが高まったため、全員のウイルス検査を実施する方向で検討する。中央社電などが伝えた。

 同便の搭乗者からは、1日に5人(第325~329例)、3日に1人(第346例)、6日に3人(第364例、第370例、第371例)、7日に1人(第376例)の感染が確認された。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は、感染者の座席は離れている場合もあり、米国で別々に感染したものと分析した。

 また、6日に発表された域内感染者(第365例)は、北部の公立小学校付属の幼稚園に通う4歳男児と明らかになった。同幼稚園は、同日より2週間の休園となった。新型コロナウイルス感染を理由とする公立幼稚園の休園は台湾で初めてだ。