ニュース 政治 作成日:2020年4月8日_記事番号:T00089280
高雄市選挙委員会は7日、韓国瑜高雄市長の罷免を求める第2段階の署名の有効署名数が37万7,662人分となり、住民投票実施に必要な法定条件の22万8,134人分を上回ったと発表した。直轄市長のリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票が実施されるのは初。8日にも中央選挙委員会(中選会)に報告され、6月6日または13日にも実施される見通しだ。8日付蘋果日報などが伝えた。
韓市長(中)は同日、公共レンタサイクル「C-Bike(シティーバイク)」の「You Bike(ユーバイク、微笑単車)」第2世代規格への7月切り替えを発表したが、罷免についてのマスコミの取材には応じなかった(7日=中央社)
住民投票は法律上、実施決定後20~60日以内に行われる。同意票が多数を占め、かつ2018年高雄市長選挙での有権者数(228万1,338人)の25%に当たる57万335人以上が同意すれば、韓市長の罷免が決まる。
韓市長側は弁護士を通じ8日午前、第1段階の署名に署名可能期間前の署名があるなどとして、台北高等行政法院に罷免手続きの執行停止を求める申し立てを行った。
罷免運動を推進してきた市民団体、Wecare(ウィーケア)高雄の尹立広報は「過去10カ月にわたる罷免推進はとても苦しいものだった。高雄市民は100年来の中華民国史上で初めて直轄市長を罷免するという歴史をつくり上げる。市民に拍手を送りたい」と話した。
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