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《新型肺炎》勤労者50万人に支援ローン、最高10万元を貸し付けへ


ニュース その他分野 作成日:2020年4月8日_記事番号:T00089296

《新型肺炎》勤労者50万人に支援ローン、最高10万元を貸し付けへ

 許銘春労働部長は7日、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受ける勤労者に対する支援ローンについて、1人当たり最高10万台湾元(約36万円)の貸し付けを行う方針を明らかにした。50万人の利用を見込む。返済期間は3年で、1年目の利息は政府が補助を行う。8日付聯合報が伝えた。

/date/2020/04/08/16labour_2.jpg許労働部長(右)は、自営業者への補助は▽ホテル・飲食業▽卸売・小売業▽運輸物流・倉庫業▽芸術・娯楽・レジャーサービス業──を優先すると説明した(7日=中央社)

 また、自営業者に対しては、月1万元の補助を3カ月にわたり支給する。条件は2018年の所得が課税標準に達しておらず、投保薪資(標準報酬月額)が2万4,000元以下であることなどが条件。

新卒採用に補助

 さらに、新卒者を対象とする「安穏青年就業計画」では、新卒者を雇用した雇用主に対し、1年間にわたり、月1万2,000元を支援する。

 この他、非典型労働者(期間労働者、派遣労働者、パートタイムなど)に対しては、減少した労働時間の賃金を最大80時間分(1万2,640元)補助する。失業対策としては、「公共服務短期上工計画」で7万人に雇用機会を提供。2万3,800元の基本工資(最低賃金)を最長半年にわたり補助する。