ニュース 医薬 作成日:2020年4月9日_記事番号:T00089300
鴻海精密工業は8日、パネル工場などの建設を進める米ウィスコンシン州で人工呼吸器を生産すると明らかにした。アイルランドの医療機器メーカー、メドトロニックと研究開発(R&D)で提携しており、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が増す人工呼吸器の早期量産を目指す。9日付蘋果日報などが報じた。
メドトロニックとの提携は鴻海創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏の取り計らいで実現した。生産するのはメドトロニックの「ピューリタンベネット560(PB560)」とより高度な「PB840」。「PB840」は医療関係者が遠隔で設置を支援できるよう、インテルのグラフィックスプロセッサー(GPU)を採用する。
この他、鴻海は2月以降、▽中国の深圳(広東省)▽成都(四川省)▽台湾の新北市土城区──などの工場で医療用マスクを生産している。消息筋によると、日本とポーランドでも生産を開始する予定だ。
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