サプライチェーン関係者の情報によると、発光ダイオード（ＬＥＤ）最大手、晶元光電（エピスター）は、微星科技（マイクロスター・インターナショナル、ＭＳＩ）が15日発売するとみられる世界初のミニＬＥＤディスプレイ搭載ノートパソコン「クリエーター17」向けを受注したようだ。９日付経済日報が報じた。
エピスターは、４月の受注は好調と説明。ミニＬＥＤ関連のプロジェクトで、顧客のテスト用出荷量は昨年より増えており、ミニＬＥＤを搭載した初の量産型製品の発売後は、関連需要の拡大が期待できるとした。
サプライチェーン関係者によると、エピスターは多くのブランドからミニＬＥＤを独占受注し、台湾での生産を要請されている。このため、エピスターは来年上半期までに、台湾で青色ＬＥＤの生産能力の95％をミニＬＥＤに切り替える計画だ。
