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20年新車販売予測45万台、和泰汽車「変更なし」


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年4月9日_記事番号:T00089311

20年新車販売予測45万台、和泰汽車「変更なし」

 トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車の劉松山広報担当は8日、同社が開催したオンライン業績説明会で、新型コロナウイルスによる影響が全世界に広がっているが、今年通年予測の台湾市場全体の新車販売台数45万台(前年比約1万台増)、自社の販売台数14万6,000台(5,000台増)は修正しないと強調した。9日付工商時報が報じた。

 予測を修正しない理由として劉氏は、▽総統選挙後、政局が安定▽政府や民間が楽観予測▽新車への買い替えに対する貨物税(物品税)軽減措置が最終年度を迎える▽多くのブランドが新車発売を予定──の4点を挙げた。

 特に買い替え補助については過去の経験を基に、最終年度には確実に駆け込み需要が起きており、新型コロナウイルス感染拡大による打撃を相殺する可能性もあるとの見方を示した。

 トヨタが先ごろ、日本国内の5工場の稼働を停止したことで台湾における輸入車の供給に問題が生じるとの懸念が生じている。劉氏は今年度についてはトヨタ側から確実な供給を保証されていると説明した。