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テレビ携帯普及、日月光に商機


ニュース 電子 作成日:2008年7月18日_記事番号:T00008932

テレビ携帯普及、日月光に商機


 地上波デジタル放送の受信が可能な第3世代(3G)携帯電話の普及に伴い、日月光半導体(ASE)と子会社の環隆電気(USI)は垂直統合型の大手半導体メーカー(IDM)からのチップ受注を目指している。モトローラ、サムスン電子、LG電子などのサプライチェーンに食い込むことが狙いだ。18日付工商時報が伝えた。

 大手半導体メーカーのNXPセミコンダクターズ、インフィニオン・テクノロジーズ、テキサス・インスツルメンツ、フリースケール・セミコンダクターなどは、欧州方式(DVB-H)、韓国方式(T-DMB)方式による地上波デジタル放送を受信可能なチップを相次いで発売している。いずれも65ナノメートルプロセスを採用し、モジュール形式で出荷している。

 半導体のパッケージング・テスティング(封止・検査)技術を持つ日月光半導体は、フリースケールなどからの受注を目指しており、下期からテレビ携帯用モジュールの生産を大幅に強化する構えだ。
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