ニュース 社会 作成日:2020年4月10日_記事番号:T00089349
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は10日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同日から▽観光スポット▽国家公園▽テーマパーク▽夜市(ナイトマーケット)▽寺院・廟(びょう)──など人が密集する公共エリアについて、人数の総量規制を行うと発表した。観光地がにぎわった清明節連休(4月2~5日)後に疑い例の通報が増えていることを踏まえ、労働節(メーデー、5月1日)連休(1~3日)を前に規制を強化する。
夜市、伝統市場、商圏については、消費者と業者の双方にマスクの全面着用を求める。各自治組織に社会的距離(ソーシャルディスタンス)確保のための総量規制計画の提出を求める。▽出入り箇所の制限▽試食の取り消し▽屋台間の距離確保▽飲食スペースの座席間隔の調整や仕切り設置▽人気店前の地面への社会的距離確保のための表示──などの対応が考えられる。経済部が近く、参考ビデオを公表する。
国家風景区、国家公園、国家森林遊楽区では、駐車場の車両数が50%に達した時点で、スマートフォンの警報通知サービスにより周辺にいる市民に警告を行い、予定の変更を促す。この他に、面積に応じた個別措置も行う。
交通部観光局は、主要観光地のホテルなどに対し、連休前に稼働率調査を行い、稼働率が高い場合は食事の分散や動線の調整などの措置を要請する。
寺院・廟については、内政部が地方政府を通じ、参拝経路、人数規制、飲食物提供の制限、周辺の屋台業者との協議による動線確保などを助言する。
指揮センターは、屋内で1.5メートル、屋外で1メートルの社会的距離の確保、マスク着用、衛生習慣の徹底を呼び掛けている。
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