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上場企業のQ1売上高、過去3年で最低


ニュース その他分野 作成日:2020年4月13日_記事番号:T00089367

上場企業のQ1売上高、過去3年で最低

 上場、店頭公開企業の第1四半期売上高の合計は、前期比23.02%減、前年同期比6.9%減少の7兆4,200億台湾元(約26兆6,000億円)と、四半期ベースで過去3年の最低だった。新型コロナウイルスの感染拡大が主因だ。11日付工商時報などが報じた。

 企業別の上位5位は▽鴻海精密工業▽台湾積体電路製造(TSMC)▽和碩聯合科技(ペガトロン)▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)──で、合計1兆8,900億元と、昨年の2兆元に届かなかった。

 上場、店頭公開企業の3月売上高は合計2兆6,900億元で前月比28.4%増、前年同月比4.62%減だった。TSMCなど52社が過去最高を記録した。

 群益証券投資顧問の蔡明彦董事長は、春節(旧正月、2020年は1月25日)連休後に新型コロナウイルスの感染が拡大し、中国の都市封鎖で生産や出荷が滞り、1、2月の売上高は前月比で2桁減となったと説明。3月は一部の延期されていた製品の出荷や在庫補充による需要の高まり、稼働日数の増加により前月比で増収だったと分析した。