ニュース 政治 作成日:2020年4月13日_記事番号:T00089370
新型コロナウイルスの流行が続く中、中国人民解放軍の活動が台湾周辺で活発化しており、台湾軍は動向を緊密に監視している。13日付自由時報などが報じた。
日本の防衛省によると、中国軍の空母「遼寧」やミサイル駆逐艦など6隻は11日夕、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、台湾の東側の太平洋に出た。
また、産経新聞は11日、米軍のイージス駆逐艦「バリー」が10日午後から11日未明に台湾海峡を通過し、海峡中間線より中国側に位置する台湾領馬祖列島の近海を航行したと報じた。
この他、今月10日に中国軍の爆撃機「H6(轟6)」などがバシー海峡を通過して引き返す遠距離飛行訓練を実施した。中国軍機が台湾周辺に飛来するのは年初来6回目だ。米軍も電子偵察機「RC135U」を使い、バシー海峡経由で中国沿海部の偵察を行った。
米軍太平洋艦隊では新型コロナウイルスの艦内感染が起きているとされ、作戦能力に影響が出ているとの見方もある。
13日付自由時報によると、台湾戦略学会の蘇紫雲研究員は、「中国軍機の飛来などには『ストレステスト』の意味合いがある他、コロナウイルスを巡る(中国国内の)『雑音』から目をそらす狙いもある」と分析した。
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