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Q1機械設備輸出、過去3年で最低に


ニュース 機械 作成日:2020年4月13日_記事番号:T00089373

Q1機械設備輸出、過去3年で最低に

 台湾機械工業同業公会(TAMI)が10日発表した統計によると、機械設備の第1四半期輸出額は59億7,000万米ドルで前年同期比14.1%減少した。台湾元換算では1,795億台湾元(約6,400億円)で16.2%減少し、同期として過去3年の最低だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響に加え、台湾元が対米ドルで2.53%上昇し、日本や韓国メーカーに比べて世界市場での価格競争に不利な状況だった。11日付経済日報が報じた。

 品目別では、工作機械の輸出額が5億5,300万米ドルで、前年同期比24.7%減少した。電子設備は7億3,400万米ドルで11.7%減だった。一方、検査測定設備は7億6,300万米ドルで1.5%増だった。

 機械設備の3月の輸出額は22億1,900万米ドルで、前年同月比12.8%減少した。台湾元換算では669億元で14.8%減だった。

 同会の柯抜希理事長は、最近、工作機械・部品メーカー大手に多くの緊急受注が舞い込んでおり、受注・出荷は第1四半期が谷底で、第2四半期には徐々に回復するとの見通しを示した。