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《新型肺炎》新型コロナ感染11人増、累計393人に【図】


ニュース 社会 作成日:2020年4月13日_記事番号:T00089376

《新型肺炎》新型コロナ感染11人増、累計393人に【図】

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は11~13日、新たに11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち10人が海外で感染したとみられる輸入症例、1人が域内症例だった。中央社電などが伝えた。

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 台湾の感染確認者は累計393人(うち死亡6人)となり、このうち輸入症例が338人、域内感染が55人。これまでに114人が隔離を解除された。

アレルギーで気付かず

 域内症例の20代男性(第386例)は、3月19日に米国から帰台し、23日に感染が確認された20代女性(第195例)の同居の恋人。指揮センター社区防疫組の荘人祥副組長は、3月19日にマスク未着用で2時間食事しながら会話していた際に感染したとの見方を示した。20代男性(第386例)はもともとアレルギーがあったため、症状に気付かず、14日間の外出制限「居家隔離」終了後、4月7~9日の3日間、出勤していた。感染したと思われる日から感染確認まで3週間以上たっている。

 13日に発表された感染者のうち4人(第389~392例)はクルーズ客船「コーラル・プリンセス」の乗客で、11日に帰台していた。同客船は、4日に米フロリダ州マイアミ港に入港した時点で、乗客12人、乗組員10人の感染が確認され、うち3人が死亡していた。

 清明節連休(4月2~5日)に観光地が予想以上ににぎわい、その後の検査件数が倍増しているが、域内症例は数例しかない。指揮官を務める衛生福利部(衛福部)の陳時中部長は、今週を含めた14日間の観察が必要と述べた。