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《新型肺炎》マスクの実名制自販機、信義区で試験導入


ニュース 医薬 作成日:2020年4月13日_記事番号:T00089380

《新型肺炎》マスクの実名制自販機、信義区で試験導入

 自動販売機での実名制(本人確認)によるマスクの試験販売が12日、台北市信義区健康服務中心で始まった。衛生福利部(衛福部)と同部中央健康保険署(健保署)、台北市政府が連携し、新型コロナウイルス感染予防用の医療用マスク購入の利便性を高めるため設置した。中央社電などが報じた。

/date/2020/04/13/09mask_2.jpg自販機での購入実演を行う陳時中衛福部長(右2)と柯文哲台北市長(左3)。販売初日の12日は雨にもかかわらず午前6時30分ごろから市民が行列を作った(台北市政府リリースより)

 自販機に全民健康保険カード(健保カード)を挿入して購入する。支払いは▽Apple Pay(アップルペイ)▽Google Pay(グーグルペイ)▽LINE Pay(ラインペイ)▽街口支付(JKOPAY)──の4種類のモバイル決済の他、交通系ICカードの悠遊カード(イージーカード)や愛金卡(icash)で行う。現金払いは不可。

 設置台数は3台で、1日当たり合計販売数量は大人用900人分、子供用20人分。販売時間は平日午前8時30分~午後6時30分、土日祝日は午前8時30分~正午。

コンビニ予約、22日にも

 行政院の担当者によると、コンビニエンスストアでマスクの購入予約ができる制度が早ければ22日に開始する。店頭端末で健保カードを読み込み、同一店舗での次回購入の予約が可能になる。現在、マスクの購入予約はインターネットでのみ受け付けている。