ニュース 電子 作成日:2020年4月14日_記事番号:T00089388
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、サムスン電子が米国で1月開催された国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で発表した、ベゼルレスの8K量子ドットディスプレイ(QLED)テレビ向けのパネルの量産を開始したようだ。サムスンディスプレイ(SDC)が今年末で液晶パネル生産から撤退することを受け、AUOはこうしたハイエンド製品での提携を強化していく。14日付工商時報が報じた。
AUOの供給量は現在、年間700万枚余り。8K、QLED、曲面ディスプレイなどハイエンド製品を主に供給している。今後はミドル~ハイエンド製品の開発でも提携する方針のようだ。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの邱宇彬研究部副総経理は、サムスンは液晶パネル生産撤退に伴い、パネル調達量が非常に増えるため、調達先を分散して供給を安定させる方針だと指摘した。現在調達している▽AUO▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)▽TCL華星光電技術(CSOT)──以外に、▽鴻海精密工業傘下のシャープ▽LGディスプレイ(LGD)▽咸陽彩虹光電科技(CHOT)──からも調達を始めるようだ。
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