ニュース 運輸 作成日:2020年4月14日_記事番号:T00089389
新型コロナウイルスの感染が深刻な欧州諸国を支援するため台湾政府が寄贈した医療用マスクが各国に相次ぎ到着する中、輸送を担当する中華航空(チャイナエアライン)の社名により中国からの寄贈と誤解されるとの懸念が広がる中、林佳龍交通部長は13日、「Taiwan」の表記がある貨物に「China」の語を含む表示がされないよう求めた。中華航空は、「CHINA AIRLINES」と記されたバナーを貨物に貼り付けないよう各子会社に命じたと説明した。14日付自由時報が報じた。
中華航空は機体にも「CHINA AIRLINES」の表記がされており、台湾では同社の社名を変更すべきとの声が高まっている。これについて林交通部長は、与野党の合意と世論の支持が得られ、中華航空が法にのっとって社名を変更するのであれば問題はないとの立場を表明した。
野党・時代力量は同日、交通部に対し、短期的には中華航空機の社名表記を取り除くか「China」を最小化した上で「Taiwan」を書き加え、中長期的に社名変更を目指すべきだと訴えた。
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