ニュース その他分野 作成日:2020年4月14日_記事番号:T00089398
行政院主計総処が13日発表した、被雇用者の2月の経常性給与(賞与、残業手当などを含まない基本賃金)は4万2,317台湾元(約15万2,000円)で前月比0.1%下落、前年同月比2.62%上昇した。過去19年で2番目に大きい伸び幅だった。春節(旧正月)連休のあった前年同月よりも5日間稼働日数が多く、週給、日給、時給制の被雇用者の経常性給与が増えたためだ。14日付自由時報などが報じた。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、バス運輸業の経常性給与は前月比6.76%減少、航空運輸業は3.82%減少した。宿泊・飲食業は就業者数が1万6,000人減少、卸売業は6,000人減少した。
経常性給与と非経常性給与(賞与や残業手当など)を合計した平均給与は4万9,505元で、前年同月比8.76%減少した。春節ボーナス(年終奨金)を前年は2月、今年は1月に支給した企業が多かったためだ。
今年の春節ボーナスの平均支給額は6万9,832元で、昨年から158元増加した。平均支給月数は1.65カ月と、過去3年間で最低だった。業種別では、多い順に▽金融・保険業、3.53カ月▽製造業、1.87カ月▽不動産業、1.85カ月──だった。一方、最も少なかったのは支援サービス業の0.49カ月で、次いで▽宿泊・飲食業、0.62カ月▽教育業、0.64カ月──だった。
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